2005年11月07日

第10回カリキュラム

こんばんは、谷頭です。
朝ご覧になる方は、おはようございます。


第10回目の教材です。
先週までは周波数だとか、グラフが出てきたりして
ちょっと理数系の内容でしたね。

今週から、また文系というか、国語の話に戻ります。
アタマを切り替えていきましょう!


■第10回 内容に応じた起こし方

├1.議事録
| ├1.議事録(会議録)とは
| ├2.一般企業や民間団体の議事録作成
| └3.公的機関の会議録作成

├2.議事録の作成手順
| ├1.表記の確認
| ├2.素起こしレベルを確認しよう
| ├3.聞き取れない場合の処理方法
| ├4.資料を活用
| ├5.話者の立て方
| └6.段落の分け方
|  
├3.インタビュー
| ├1.インタビューの特徴
| ├2.インタビュー受注時の注意
| └3.インタビューと対談の違い
| 
├4.座談会
| ├1.座談会の特徴
| └2.話者特定のコツ

└5.講演会・セミナーの特徴
  ├1.講演会・セミナーの特徴
  ├2.講演会受注時の注意点
  ├3.同時通訳の起こし方
  ├4.指示代名詞が多い場合
  ├5.「ゴセイチョウありがとうございます」は?
  └6.固有名詞が出てきたら
posted by 谷頭千澄 at 02:23| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-4-2.話者特定のコツ

座談会には、複数の人物が出てきます。
話者を声から聞き分けて、人物を特定することを

「話者の特定」「話者同定

と言います。

どのようにして声の聞き分けをすればいいでしょうか?

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posted by 谷頭千澄 at 02:20| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-1-3.公的機関の会議録作成

公的機関(官公庁や地方議会)の会議録では、細かい仕様が定められていますので、
それらの仕様書をよく読み取り、ルールにのっとって書き表します。

官公庁の各種委員会や審議会などは、
おおむね内容を忠実に記録することが主な仕様で
形式や定型文など、それほど細かいルールがあるわけではありません。

しかし、地方議会の場合には
「議長団登壇」
「採決」
「不規則発言の処理」など、細かいルールが定められていますので、
仕様書によく目を通しておきましょう。
posted by 谷頭千澄 at 02:17| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

10-1-1.議事録とは

一般的に、民間企業や組織の会議の記録を「議事録」、
地方自治体の議会や官公庁の委員会の議事次第を記録した公文書を「会議録」と呼びます。


民間企業の議事録
・株主総会
・役員会
・理事会
・幹部会議 など

公的機関の会議録

・官公庁の審議会、委員会、検討部会
・地方自治体の議会(市議会、区議会、村議会)、審議会、委員会
posted by 谷頭千澄 at 22:23| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-1-2.一般企業や民間団体の議事録作成

地方自治体の議会などに比べて、
一般企業や民間団体の議事録は、一般的にそれほど細かい規則があるわけではありません。

議事録という性格上、素起こしを基本とし、
正確であること、読みやすいことに重点を置いて起こしていきましょう。


一般企業や民間団体の場合には、
表記などにはあまりこだわらないケースも多いものです。

特に指定の辞書がない場合には、自分が普段使い慣れている辞書を使用し、
その会議の中では表記を統一するように心掛けましょう。

posted by 谷頭千澄 at 22:17| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-2-1.表記の確認

議事録や会議録を受注したら、まず使用する表記辞書を確認しましょう。

速記事務所やテープ起こし専門会社経由で受注した場合には、
その会社の指示する表記に従います。
一般的に、速記事務所では、『標準用字用例辞典』を採用している場合が多いようです。


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posted by 谷頭千澄 at 22:15| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-2-2.素起こしレベルを確認しよう

表記の確認だけではありません。

クライアントがどの程度の素起こしを求めているかを、確認するようにしましょう。
議事録の場合、誰にでも読みやすく記録として残すという意味合いも強いので、

「えっとー」「あー」などの意味のない不要語、
残すと読みにくくなる言葉は削ることがほとんどです。
しかし、内容を忠実に残す必要がある場合、証拠性の高い会議などは
ケバも含めて忠実に起こす場合もあります。

どの程度手を入れていいかは、議事録の場合はクライアントによって基準が異なります。
必ず確認するようにしましょう。


posted by 谷頭千澄 at 22:13| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-2-3.聞き取れない場合の処理方法

議事録は、記録性・証拠性の高い文書であり、責任も伴います。
少しでも聞き取りに不安が残る場合は、
勝手な判断をせずに「聞き取り不明」の記号を指示通りに入れ、
テープライターの判断を入れて文章を作ることのないようにしましょう。

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posted by 谷頭千澄 at 22:11| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-2-4.資料を活用

可能であれば、クライアントにこれまでの議事録を
参考資料として閲覧させていただきましょう。
どの程度、発言に忠実に起こしているか、
ケバとりの程度、話者の表記方法などを参考にすることができます。

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posted by 谷頭千澄 at 22:06| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-2-5.話者の立て方

(1)話者の表記

話者の表記について、あらかじめ確認しておきます。

・「斎藤」、「小林」のように、名字だけを立てる場合
・肩書のみ「総務部長」「○○委員長」とする場合
・名字と肩書を組み合わせて「斎藤委員長」「小林委員」とする場合

さまざまなケースがありますので、確認が必要です。



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posted by 谷頭千澄 at 21:52| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-2-6.段落の分け方

話者が変わる都度、必ず改行して段落を分けます。
また、同じ話者の発言中であっても、内容の変わるところでは、段落を分けます。
  
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posted by 谷頭千澄 at 21:51| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-3-1.インタビューの特徴

雑誌のインタビュー記事や対談、座談会などの多くは、
最終的に編集部や専属のライターが執筆します。
私たちに依頼されるテープ起こしは、ライターが執筆するための素材として使われるものがほとんどです。

出版社や新聞社などから依頼された書き起こしには、次のような傾向があります。

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posted by 谷頭千澄 at 21:49| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-3-2.インタビュー受注時の注意点

インタビューに限ったことではありませんが、
受注時に気を付けなければならない点は、

クライアントは私たちに何を求めているか

ということです。

最終的には、納品された素起こし原稿はリライトされ、
ポイントを絞って読み物になる段階まで仕上げるわけですが、
クライアントは私たちにその作業まで求めているとは限りません。

ボイスライティングでは、まずケバも含めて極力忠実に素起こしをし、
内容のそぎ落としは、次工程で専門のライターや編集部のスタッフが行う場合がほとんどです。

求められていないリライトまで先走ってやってしまうと、
関係者に迷惑を掛けてしまう結果になりますので、注意が必要です。
どこまで手を加えていいかをしっかり打ち合わせで詰めてから、作業に入ります。

もしもライティングまでこなせるボイスライターであれば、
何回か実績を積んでクライアントの信頼を得てくると、
リライトの工程まで併せて引き受けることも可能です。

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posted by 谷頭千澄 at 21:48| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-3-3.インタビューと対談の違い

インタビューも対談も、2人の会話という形で進行していく点では同じですが、
登場する2人の関係に違いがあります。

対談では、2人の話し手は、ほぼ対等な関係で会話を進めていきます。
それに対してインタビューでは、
主役はあくまでも話し手(インタビューを受けている側)であり、聞き手は黒子にまわっています。


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posted by 谷頭千澄 at 21:47| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-3-3.インタビューと対談の違い

インタビューも対談も、2人の会話という形で進行していく点では同じですが、
登場する2人の関係に違いがあります。

対談では、2人の話し手は、ほぼ対等な関係で会話を進めていきます。
それに対してインタビューでは、
主役はあくまでも話し手(インタビューを受けている側)であり、聞き手は黒子にまわっています。


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posted by 谷頭千澄 at 21:47| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-4-1.座談会の特徴

座談会を「鼎談(ていだん)」と呼ぶ場合もあります。

座談会の起こし方は、対談の場合とほぼ同じです。
対談では、主に2人の会話を中心に話が進んでいきますが、
座談会ではその人数が3名以上になっています。

その場の雰囲気を重視して、
話し手の個性が読み手に伝わるように起こしていきましょう。


座談会の場合には、話し手が3人以上になりますので、
正確に話者の特定をしなければなりません。
声の特徴、口癖、会話の内容などから判断しますが、
万が一名前を間違えるとクライアントに大変な迷惑が掛かりますので、
ほんの少しでも疑問が残る場合には話者を断定することは避け、
不明として処理しましょう。


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posted by 谷頭千澄 at 21:45| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-5-1.講演会・セミナーの特徴

2-6a.gif


セミナーや講演会の特徴は、

・大抵の場合、話者が1人
・大勢の聴衆を相手に話を進めている

という点です。

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posted by 谷頭千澄 at 21:42| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-5-2.講演会受注時の注意点

(1)司会者の発言を起こすか、カットするか

特に指示がない場合には、司会者の発言も起こします。


(2)講演者の冒頭のあいさつを残すか、カットするか

特に指示がない場合には、冒頭より起こします。
まれに、「本日はお招きいただきまして、ありがとうございました。私は…」などの冒頭のあいさつ部分をカットし、本論から起こす場合があります。
その場合はクライアントから指示があります。

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posted by 谷頭千澄 at 21:39| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-5-3.同時通訳の起こし方

同時通訳には、講演者と同時通訳者が交代しながら、交互に話している場合と、講演にかぶるように、同時進行で日本語通訳者の声が聞こえる場合があります。

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posted by 谷頭千澄 at 21:15| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

10-5-4.指示代名詞が多い場合

2-6b.gif

講演者がOHPやスライド、ホワイトボードなどを使用することがあります。
スライドなどを指しながら「ここの所ですが……」「ちょうど、この辺りですね」などと話している場面では、

「ここの所」「この辺り」が一体何を指しているのかは、音声からは判断できません。

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posted by 谷頭千澄 at 21:11| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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