2005年11月07日

10-4-2.話者特定のコツ

座談会には、複数の人物が出てきます。
話者を声から聞き分けて、人物を特定することを

「話者の特定」「話者同定

と言います。

どのようにして声の聞き分けをすればいいでしょうか?

(1)声の特徴

1回聞いただけでは、なかなか声の聞き分けは難しいものですが、
起こしていくうちに、参加者の声の特徴を次第につかむことができるようになっていきます。

テープの前半ではほとんど人物の特定ができなくても、
話者の語り口になれ、特徴をつかんでくると、
後半では人物の特定ができるようになります。

ですから、前半は聞き分けられなくても気にせずに、
どんどん先に進みましょう。
最後まで起こしたあと、再び最初に戻って聞き直すと、
誰が話しているのか聞き分けられることも多いものです。


「早口」「甲高い声」「せっかち」「のんびり」など、
気がついた声の特徴を、メモしたり、
自己紹介の時の音声、名前を指名されている部分など
特徴的な部分の音声を少し切り取って、音声サンプルにしておくとよいでしょう。



(2)口癖

語尾に「ですね」がつく、「いわゆる」「要するに」を多用するなどの口癖も、
人物特定に役立ちますので、メモしておくとよいでしょう。


(3)会話の内容

特定の人物を指名して話題をふっているような場合(例:○○さんにお伺いしますが…)、
過去の会話を引用している個所(例:先ほど、○○さんが△△の話をされましたが…)なども、
人物特定の参考になります。

内容までしっかり聞き取って、
固有名詞が出ている部分は聞き逃さないようにしましょう。



「先ほど、○○さんが△△の話をされましたが…」
「先ほどの○○さんの意見ですが」


というような会話が出てきたときには、
該当する△△の話題のところまで戻って、そこで話をしている人物を確認しましょう。
それが○○さんということです。

○○さんの声を確定することができたら、
その声の特徴をサンプルに取り、覚えてしまいましょう。
以後、同じ声が出てきたら、その話者には○○さんという名前を当てはめていきましょう。




posted by 谷頭千澄 at 02:20| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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