2005年11月06日

10-2-3.聞き取れない場合の処理方法

議事録は、記録性・証拠性の高い文書であり、責任も伴います。
少しでも聞き取りに不安が残る場合は、
勝手な判断をせずに「聞き取り不明」の記号を指示通りに入れ、
テープライターの判断を入れて文章を作ることのないようにしましょう。

どこまで正確に聞き取れるかは、もちろん、ボイスライターの技術力です。
しかし、聞き取れない音は、誰が聞いても聞き取れないということがあります。
聞き取れない音声を「聞こえませんでした」と報告するのは
技術者としては悔しいことでもありますが、
別の文字を当てはめてしまったり、記録から消してしまうようなことだけは
してはいけません。

正直に「ここは聞きとれませんでした」という報告をし、
自分よりより正確に聞き取れるであろうクライアント等に、その後の判断はお任せしましょう。



聞き取れない箇所についてどのような処理をするかは、
クライアントによってまちまちです。

以下に、よく使われる処理方法の例を挙げます。
これらの処理方法については、まずクライアントの意向を伺い、
クライアントの指示する方法に従いましょう。

「お任せします」と言われた場合には、
自分が普段使っている方法をクライアントに提案し、了解を得た後に、
その方法で処理するようにしましょう。


(1)音は聞き取れるが、どのような漢字を当てはめたらいいかわからない場合

・カタカナを入れておく
・カタカナを入れた箇所に(?)や特定の記号を併せて挿入する場合もある



(2)音声も聞き取れず、何と言っているか全くわからない場合

・クライアントの指定する記号を入れる (例:●、///、……(?)…… など)
・聞き取れない長さに応じて、スペースを挿入する



(3)聞き取りに不安がある場合、ほかにも候補の言葉がある場合


・少しでも不安が残る場合は、カタカナにしておく
・該当するカタカナや漢字の直後に(?)を入れておく
・クライアントの指定する記号で、該当する言葉を挟む
・色を変える





posted by 谷頭千澄 at 22:11| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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