2005年11月06日

10-2-6.段落の分け方

話者が変わる都度、必ず改行して段落を分けます。
また、同じ話者の発言中であっても、内容の変わるところでは、段落を分けます。
  
(段落を分けずに続けた例)

斎藤 それでは、定刻になりましたので、これより第2回○○○委員会を開催させていただきます。私は、本日の司会を務めさせていただきます、事務局の斎藤でございます。よろしくお願いいたします。それでは、まず資料の確認をさせていただきます。お手元の資料1、「****」というタイトルでございます。次、資料2、「****」となっております。落丁などございましたら、事務局までお声をかけてくださいませ。それでは、議事進行を議長にお渡しいたします。小林議長、よろしくお願いいたします。



(例1:段落分けをした例)

斎藤 それでは、定刻になりましたので、これより第2回○○○委員会を開催させていただきます。
 私は、本日の司会を務めさせていただきます、事務局の斎藤でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、まず資料の確認をさせていただきます。
 お手もとの資料1、「****」というタイトルでございます。
 次、資料2、「****」となっております。
 落丁などございましたら、事務局までお声をかけてくださいませ。
 それでは、議事進行を議長にお渡しいたします。小林議長、よろしくお願いいたします。



改行が多いように感じますが、(例1)は内容が変わるところで厳密に改行をした例です。
このように、クライアントによっては、
たとえ1行であっても内容が変われば段落を分けて処理をします。
もう少し段落を少なくして整理して起こすと、次のようになります。


(例2:多少段落をまとめた例)

斎藤 それでは、定刻になりましたので、これより第2回○○○委員会を開催させていただきます。私は、本日の司会を務めさせていただきます、事務局の斎藤でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、まず資料の確認をさせていただきます。お手もとの資料1、「****」というタイトルでございます。次、資料2、「****」となっております。落丁などございましたら、事務局までお声をかけてくださいませ。
 それでは、議事進行を議長にお渡しいたします。小林議長、よろしくお願いいたします。



地方議会などでは、例1のように細かく段落を区切る例が多いようです
一般企業や民間団体の場合は、例2程度に読みやすくまとめた方がよいでしょう。

速記事務所やテープ起こし専門会社経由で受注した場合には、
その会社の基準に合わせるようにしましょう。
段落の分け方については、クライアントの過去の議事録(会議録)を参考にしましょう。





それでは、もう1つ、例を挙げましょう。
冒頭に氏名を名乗ってから発言する場合などは、次のように処理します。

斎藤委員長:はい、○○君、ありがとうございました。
 ほかにございますか。
 はい、小林君。
小林委員:小林でございます。
 ただ今の事務局の説明に関して、3点ほど質問がございます。
 まず1点目、………。
 以上です。



委員長は、まず前発言者に対して「ありがとうございました」とねぎらいの言葉をかけています。

その次の「ほかにございますか」というのは、さらに発言を求める問いかけですので、
明らかに内容が異なります。

ここで改行を入れ、
さらに小林委員を指名するところでも内容が変わりますので、改行を入れます。


小林委員の発言は、冒頭は自己紹介、
2文目から発言のあらまし、
3文目からようやく具体的な内容に入りますので、
それぞれ段落を分ける必要があります。

そしてさらに、最後は「以上です」という言葉で締めくくっています。
この「以上です」「ご清聴ありがとうございました」などの締めくくりの言葉もよく使われますが、段落を分けて区別するようにします。







posted by 谷頭千澄 at 21:51| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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