2005年11月06日

10-4-1.座談会の特徴

座談会を「鼎談(ていだん)」と呼ぶ場合もあります。

座談会の起こし方は、対談の場合とほぼ同じです。
対談では、主に2人の会話を中心に話が進んでいきますが、
座談会ではその人数が3名以上になっています。

その場の雰囲気を重視して、
話し手の個性が読み手に伝わるように起こしていきましょう。


座談会の場合には、話し手が3人以上になりますので、
正確に話者の特定をしなければなりません。
声の特徴、口癖、会話の内容などから判断しますが、
万が一名前を間違えるとクライアントに大変な迷惑が掛かりますので、
ほんの少しでも疑問が残る場合には話者を断定することは避け、
不明として処理しましょう。


座談会受注時の注意点は、おおむねインタビューや対談と同じです。


(1)冒頭のあいさつ部分、本題への導入部分も起こすかどうか
 
(2)進行役(座長)と話し手の表記、参加者の人数など
 
(3)どの程度ケバとりをし、読みやすく修正してもよいか
 
(4)話し手の個性や口調をどの程度生かすか(口癖をカットしてもよいか)
 
(5)相づちも起こすかどうか
 
(6)笑い声などの表現方法
 

(7)表記をきちんと整えるクライアントの場合には、以下も確認する

・指定の表記辞書はあるか
・「!」や「〜」を使ってもいいかどうか
・「?」「!」の直後は、1文字分のスペースを入れるかどうか
・リーダは「…」か、それとも「……」か
・適宜、ダーシ「――」を使ってもいいか
・話者の特定ができない場合の、処理方法


※座談会では、話がはずんで、ついテーマから話が脱線してしまうことがあります。
しかし、そのような場合でも、特にクライアントから指示がある場合を除き、
原則として聞こえた通りに起こしましょう。

その発言がテーマに沿った内容かどうかを判断するのは、
第三者には難しいものです。
雑談としてカットしてしまった部分が、あとになって再び話題に上り、
本論に結び付くこともあります。



posted by 谷頭千澄 at 21:45| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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