2005年11月06日

10-5-3.同時通訳の起こし方

同時通訳には、講演者と同時通訳者が交代しながら、交互に話している場合と、講演にかぶるように、同時進行で日本語通訳者の声が聞こえる場合があります。

(1)交互に通訳が入る場合

外国語と交互に日本語通訳が入るケースで、日本語部分だけを起こすようにという依頼の場合、外国語は無視してテープ全体のうち日本語部分のみを抽出して起こすわけですから、例えば60分の講演でも日本語部分はその半分程度になります。
受注の段階で、料金の設定をクライアントとよく確認をしておく必要があります。

(外国語を起こす場合は、その言葉に精通している必要があり、別料金になります)



(2)外国語にかぶるように、日本語通訳が録音されている場合


会場内の専用ブースで、同時通訳者が講演者の講演を聴きながら同時通訳しているケースです。
外国語部分はかすかに小さな音声で聞こえるか、
あるいは外国語の部分は全く聞こえないようになっている場合がほとんどですので、
日本語による通訳部分のみを明りょうに聞き取ることができます。


(3)同時通訳の特徴

同時通訳の特徴は、
言い直し、重複、文節の入れ替えが非常に多いことです。


同時通訳の文章をそのまま起こしたのでは、
非常にまわりくどく読みにくい文章になりますので、
読みやすくすっきりまとめる必要があります。

その場合でも、通訳者が言ってもいない言葉に置き換えたり、
言葉を補ったりしてはいけません。

言い間違えた言葉の削除と、文節の入れ替え程度にとどめます。



posted by 谷頭千澄 at 21:15| Comment(0) | ■第10回 内容に応じた起こし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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