
講演者がOHPやスライド、ホワイトボードなどを使用することがあります。
スライドなどを指しながら「ここの所ですが……」「ちょうど、この辺りですね」などと話している場面では、
「ここの所」「この辺り」が一体何を指しているのかは、音声からは判断できません。
このような場合には、聞こえた通りに
「ここ」「あそこ」などの表現のまま起こしておきます。
「ここの所」「この辺り」が何を指しているのかは、クライアント側の専門家が聞けばすぐにわかる場合がほとんどで、
必要があれば納品後にクライアント側で修正をかけますから、
ボイスライターは特に指示がない限り、聞こえた通りに起こして納品します。