2005年09月20日

3-2-1.音声の聞き取り方(初心者)

熟練したボイスライターの仕事ぶりを見ていると、
音声ソフトやトランスクライバーを巧みに操作し、
ほとんど手を止めずに音を聞きながら入力しています。

手で入力しながら、耳はもう次のフレーズを聞くということができるようになっています。

しかし、よほど熟練しなければ、このような起こし方はできません。
最初のうちは起こすスピードは気にせずに、文章を少しずつ記憶しながら音声を止め、
入力していくようにしましょう。


テープを聞き取りながら起こす作業を細かく分析すると、次のような手順になります。


(1)音声を聞き、すばやく記憶する。
(2)覚えられる長さだけ聞いたら、そこでいったん音声をとめる。
(3)記憶の鮮明なうちに、今覚えた言葉をパソコンで入力する。
 


音声を少し巻き戻し、今入力した言葉に間違いがないかどうか確認する。間違いがあればそこで訂正して入力する。
間違いがなければ、そのまま音声を止めずに、その先を聞く。

初心者は、まずこのように音声を止めながら、少しずつ入力していく方法を取りましょう。

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具体的にどのような手順になるか、例を挙げて説明しましょう。
次のような音声を、テープを聞きながら起こしていく方法です。

  
それではご説明いたします。資料の6ページ目です。ここにありますのは、内規を抜粋してコピーしてございます。赤い文字で書いてある部分が改正する個所でございます。
  


「それでは…」から始まって、あなたはどの部分まで正確に記憶することができるでしょうか?

「それではご説明いたします」までなら正確に記憶できるという方は、そこまで聞いた段階で、いったん音声を止めます。
そして、自分が確実に記憶できたフレーズ、「それではご説明いたします」という文章を入力します。

※練習を積み重ねていくうちに、次第に「資料の」や「6ページ目です」まで記憶できるようになります。一字一句正確に記憶することが大切ですので、最初は焦らずに、少しずつ長く記憶できるように訓練しましょう。

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入力し終わったら、少し前に音声を巻き戻して再生してみましょう。
最初のうちは、「それでは…」まで戻って、最初から聞き直しても構いません。
正確に記憶できていましたか? 

1回の聞き取りでほぼ正確に記憶できるようになったら、
次第に巻き戻し秒数を短くしていっても構いません。

ここまでの作業を図にすると、次のようになります。


zu01.gif

このようにして、

1.音を聞いて記憶する
2.入力する
3.少し巻き戻して再生
4.先を聞く



この作業を繰り返します。カセットテープに限らず、MDや音声ファイルの場合も、再生機器の操作が異なるだけで、基本的には同じ作業手順になります。





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